休職とは | ディラキャリ

はじめに

突然ですがみなさんは、自分が長期間、会社を休む姿を想像できますでしょうか。
長年、バリバリ働き続けてきた方にとっては、なかなか現実的なこととして考えることは難しいかもしれません。
しかし、病気やケガ、家の事情でどうしても長期間の休みが必要な場面は、いつ誰にやってきてもおかしくはなく、決して他人事ではありません。
将来的に、会社を休まなければいけない状況が来てしまった時のために、休職の仕組みについて詳しく見ていきましょう。

休職とは

休職とは、従業員が病気やケガ、ボランティアへの参加などで長期間、働けなくなってしまった際に、労働契約を維持しながら会社を長期的に休むことを指します。
法律での定めがないため、基本的に各会社の就業規則に沿って適用されますが、一般的には1年から1年半程度、休職できる会社が多いようです。
また、この休職している間は、労働をしていない状態ですので原則として賃金も発生しません。
個人的な都合で長期間、休職となる場合は収入が0になってしまいます。
そういった場面に備えて、最低限の貯蓄はしておきましょう。
一方で、病気やケガが原因で長期間、欠勤せざるを得ない状況の場合は、傷病手当金を受給できる可能性もありますので、そういった状況の場合は必ず確認を行いましょう。

まとめ

ここまで休職についてご紹介してきしたが、いかがだったでしょうか。
働けない間も籍を会社に残して置けるため、戻る場所があるようで少し安心材料になるかと思います。
休業しなければいけない状況の方は、企業によって休職に関するルールが異なりますので、就業規則を確認したうえで、上司に相談をしてみましょう。