今までお世話になった会社を退職する際に受け取る書類や返却が必要なものは沢山ありますが、皆さんは全て把握しきれていますか。
退職後に「あの書類が足りない!」とならないように、あらかじめチェックしておきましょう。
①雇用保険被保険者証
雇用保険に加入していることを証明する書類です。
転職先での提出が必要になるため必ず返却してもらいましょう。
②離職票
離職したことを証明する書類で、失業手当の申請に必要です。
③源泉徴収票
転職先で年末調整をする時に必要な書類です。
法律で退職後1カ月以内に発行することが義務付けられているため、届かない場合は会社に問い合わせを行いましょう。
③年金手帳
基礎年金番号等が記載された重要な手帳です。
企業によっては年金手帳のコピーを提出している場合もありますが、原本を預けている方は今後も必要な手帳ですので返却してもらいましょう。
①健康保険被保険者証
健康保険証が使用できるのは退職日までとなります。
転職までの日にちが空かない場合は、転職先の新しい健康保険被保険者証になりますが、転職までしばらく空いてしまう場合は、国民健康保険への加入か任意継続被保険者制度の利用が必要ですので注意しましょう。
②備品
PCや制服、文房具、名刺に至るまで、会社から支給されていた備品は原則すべて返却が必要です。
すぐに返却できるよう準備を進めておきましょう。
非常に多くの書類や備品を受け取ったり、返却したりすることを知っていただけましたでしょうか?
何かひとつでも抜けてしまうと、退職後に会社とやりとりが発生し、気まずい思いをするかもしれません。そうならないためにも抜け漏れがないか必ずチェックしましょう。